こどもぷれいでー②
園だより |
【力いっぱい、運動を楽しみました】4歳児クラス通信より
たびたび通信でお知らせしていた紅白の人数については、今週の月曜日、紅15人、白11人という人数でかけっこを楽しみ、紅白1対1では走れなかった紅組4人が2人組なって走ると紅ばかりが勝ちになり、不満を感じた白組の子どもたち数人。「紅の方が多い」「同じにしたい!」ということに気づいた人もいて、紅白同じ数にして行うことになりました。
誰が紅組、白組になるかはこどもプレイデー当日の朝、集まったところでようやく決定。そのままプレイデーに臨むことになりました。
3学年全員が集う行事は今回が初めて!ゆり組だけでなく、たんぽぽ組もいることからか、少しお兄さん・お姉さん的な立ち振る舞いを意識してい人もいたように感じましたし、多くの人に見られてる、応援されている雰囲気に、気持ちが盛り上がる人、ちょっとドキドキしてしまう人、さまざまな心情があったように思います。後者の人も、周りの友だちに支えられながら、プレイデーには参加することができました。
怪我をしていた子どもも、走る活動に参加できなかったことは残念でしたが、「お花をいっぱい集めましょう」の競技では、子どもたちみんなと相談をして、出来る方法で一部参加をし、またみんなが「かけっこ」「2人でタクシー」を行うときには傍で応援をしてくれる形で、プレイデーに参加しました。
たんぽぽの時に親子で行ったプレイデーとはまた異なる様子を感じました。自分が運動を楽しむことがベースにありながらも、同じ組の仲間(同学年に限らず、異学年も含めて)の頑張る様子を見つめたり応援したり。勝った時には一緒に喜んだり。当日だけでなく、それまでのプレイデー活動においても、みんなで一緒に運動・競技をすることをはこれまでよりも楽しみに感じたり、「今日もみんなで走るの?やりたい、やりたい!」と積極的な気持ちで活動を行ったり、その中で他者のことに思いを向けてみたり。一人ひとりの「自分の世界」はそれぞれの進度で広がっていること、そしてそれは他者の世界と重なり合う部分が増えていることを感じます。その重なり合う部分をどのように紡いでいくのか、この子どもプレイデー、そしてこれからの日々の遊びや活動を通じて、今後も子どもたちと考え合っていきたいです。