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思いがつながっていく

園だより

在園している保護者の方から教えて頂いたお話です。

 

「我が子が入園してすぐ、今は小学生になった同じマーク(桐朋幼稚園には自分のしるしとしてマークがあり、3学年で26種類を共通で使用)のお兄さんが通園中に我が子を見つけてくれて、「同じ〇〇のマークだよ、よろしくね」と言ってくれました。それ以降も、何度も我が子が「同じ〇〇マークのお兄さんがね!」と、お兄さんが一緒に遊んでくれた話や、砂場ですごい泥団子や、川などを作る話をたくさんしてくれました。

(昨年度の)修了式後に、我が子宛に手紙を書いてくれて、その手紙は宝物にしていて、一緒に寝たり、今では壁に自分で貼って飾っています。

我が子も(今年新入園たんぽぽ組の)同じマークの子がどんな子なのかを楽しみにしており、見つけたときには駆け寄って挨拶をしていました。友だちとの挨拶とは少し違うような、優しく話しかけてあげているように感じました。

我が子だけでなく、保護者自身も入園当初の不安の中、同じマークのお兄さんのお母さまも話しかけて下さったこと、心温まる気持ちでした。」

 

「同じマーク」だけでなく、「やりたい遊び」「好きなこと」が重なったり、出会いやかかわりが芽生えるきっかけはさまざま。

そのなかで、相手のために思いを寄せようとすること。

寄せてもらった思いを次に繋げようとすること。

子どもだけでなく保護者同士も繋がれることで安心を得られること。

このようなつながりから、子どもも大人も共に育ちあっていきたいと願います。

 

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